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- 私が2年間待つことにした理由
- 待っている間、何が一番つらかったか
- 「待っていい人」と「そうでない人」の境目
付き合って2年。まだプロポーズされていない。
そんな状況にいると、こんなことを考えませんか。
この人、本当に結婚する気があるのかな。私、待たされているだけなんじゃないかな。このまま何年経つんだろう——。
私は36歳で今の夫と出会って、38歳で結婚しました。その間の2年間、ずっと待っていました。
彼には、すぐには結婚できない事情があったからです。
結果から言うと、待ってよかったと思っています。でもそれは、私が我慢強かったからでも、彼を信じ切れていたからでもありません。待っていい状況だったからです。
この記事では、私が何を理由に「待つ」と決めたのか、そして待つ間に何を考えていたのかを正直に書きます。
付き合ってから知った、彼の事情
彼にすぐ結婚できない事情があると知ったのは、付き合ってからでした。
前の家庭との取り決めがあって、ある時期までは動けない。そういう事情です。詳しくは書きませんが、彼の責任として当然のものでした。
聞いたとき、どう思ったか。
「仕方ないな」でした。
怒りも、裏切られた気持ちもありませんでした。事情が事情だけに、これはどうにもならない。彼と結婚したいなら、待つしかない。話を聞いたその場で、そう思いました。

それ、その場で受け入れられたんですか? 私だったら「え、待って」ってなりそうです。

意外とすんなりでした。彼が隠さずに全部話してくれたから、納得できたんだと思います。
待つと決められた理由は、たったひとつ
今振り返って、私が2年間待てた理由ははっきりしています。
いつまで待てばいいのかが、決まっていたからです。
「そのうち」でも「落ち着いたら」でもない。具体的な時期が決まっていました。
これがどれだけ大きかったか。ゴールが見えている待ち時間と、いつ終わるかわからない待ち時間は、まったく別物です。
実際、その時期が来たあと、私たちはすぐに同棲を始めました。言っていたとおりに動いてくれたんです。

期限が決まっているかどうか…。考えたこともなかったです。

でもこれ、待つかどうかを決めるときの一番大事なポイントだと思います。
それでも不安だったこと
きれいな話だけでは終わらせません。待っている間、私はかなり不安でした。
まだ彼には「別の家庭」があると感じてしまう
離婚はしています。頭ではわかっています。
それでも、彼には前の家庭がまだ続いていると感じてしまう瞬間がありました。期限が決まっていることだから仕方ない、と自分に言い聞かせていましたが、その事実を思い出すたびにつらかった。
これは理屈の問題ではなくて、感情の問題でした。
子どもを産めなくなるんじゃないか
そして、これが一番強かった不安です。
結婚が遅れたら、子どもが作れなくなるんじゃないか。
友達から「子どもを産むなら早いほうがいいよ」と言われていました。30代後半で2年待つというのは、そういう意味も持ちます。
待っている間、ずっと頭の片隅にありました。

それ、一番こわいです。年齢のことばかり考えちゃいます。

わかります。私もそうでした。この不安だけは、最後まで消えませんでした。
待つかどうかで悩む前に、まず「この人となら待てる」と思える人に出会えるかどうかだと思います。私は6年かかりました。
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結婚の話は、あまりしませんでした
意外に思われるかもしれませんが、この2年間、結婚の話はそんなにしていません。
タブーにしていたわけではありません。話そうと思えば話せました。
でも、あまり言わないようにしていたんです。
「結婚、結婚」と言いすぎると、彼が嫌になるんじゃないかと思ったからです。
とはいえ、私が結婚したいと思っていることは、たぶん伝わっていたと思います。言葉にしなくても、そういうものは伝わりますよね。
彼から「待たせてごめん」と言われたことは、実は一度もありません。
でも、私が不安になったときには、必ず話を聞いてくれました。
面倒くさがらずに、ちゃんと向き合ってくれた。それを見ていて、「悪いと思っているんだろうな」というのは伝わってきました。
謝られるより、そのほうがずっと安心できました。

「結婚したい」って毎回言うのは、やっぱりよくないですか?

言いすぎるのはよくないと思います。でも自分の気持ちを隠す必要もないです。一度ちゃんと伝えたら、あとは待つ。そのくらいがちょうどいいかなと。
不安の大半は、自分が作っていた
今になって思うことがあります。
彼の行動に不安を感じたことは、一度もありませんでした。
約束は守る人だったし、話は聞いてくれるし、態度が変わることもなかった。
不安になっていたのは、いつも私のほうです。あることないこと勝手に考えて、一人で不安になっていました。
「本当に結婚してくれるのかな」「このまま何年も経ったらどうしよう」。彼が何かしたわけでもないのに、想像だけで落ち込んでいた時間が、かなりありました。
あのころの自分に言えるなら、「彼を見なさい、頭の中の想像じゃなくて」と言いたいです。
▶ 同じことを結婚後にも感じました。その話はこちらに書いています。
プロポーズは、家で「結婚しよう」
2年待って、プロポーズされた日のことを書きます。
家で、サラッと「結婚しよう」と言われました。
夜景も、花束も、指輪を出すタイミングもありません。普通に家にいるときに、普通に言われました。
でも、それがよかったんです。
私はもともと、変に気取ったプロポーズをしてほしくないタイプでした。だから、あの言い方がいちばん彼らしくて、いちばん嬉しかった。
そのとき思ったことは、ひとつだけです。
「やっと結婚できる」
「急に」ではなく「やっと」でした。2年待っていたので、当然といえば当然ですよね。
待っていい人、そうでない人の境目
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
私が思う境目は、はっきりしています。
ちゃんと理由があって、その理由に自分が納得できるなら、待ってもいい。
私の場合は、理由がありました。しかも期限が決まっていました。だから待てたし、実際に結婚できました。
逆に、理由もなく待たされているなら、話は別です。
その場合は、結婚の意思があるのかを一度ちゃんと聞いたほうがいいと思います。聞かないまま何年も過ぎるのが、一番もったいない。
ただし、聞き方には気をつけてください。
しつこく「結婚、結婚」と言うのはよくありません。
追い詰めると、相手は逃げます。一度、落ち着いて、真剣に聞く。それで十分です。

聞いて、はぐらかされたらどうしましょう…。

はぐらかされたこと自体が、ひとつの答えかもしれません。ちゃんと考えている人なら、ちゃんと答えられるはずなので。
2年待った今、思うこと
結果論です。でも、正直に書きます。
待ってよかったと思っています。
待って、彼と結婚できて、子どもにも2人恵まれました。あのとき「もう無理」と言って別れていたら、今の生活はありません。
もちろん、これは私の場合です。同じように待てば同じ結果になる、とは言えません。
でも、これだけは言えます。
理由のある待ち時間は、無駄ではありませんでした。
あの2年間、私は一人で不安になっていた時間が多すぎました。もっと彼を見て、もっと今を楽しんでいればよかった。後悔があるとすれば、待ったことではなく、待っている間に不安ばかり見ていたことです。
今まさに待っている人は、その時間を不安だけで埋めないでほしいと思います。
「この人となら待てる」と思える人に出会えるかどうかが、すべてだと思います。条件で絞りすぎていた私が、それでも出会えたのは6年目でした。
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